海外FXの中でも最大レバレッジ3,000倍でトレードを行える数少ない海外FXブローカー「FBS(エフビーエス)」。2023年夏ごろに公式サイトを大幅にリニューアルされることになりました。これまでは数多くの口座タイプと豪華なボーナスが魅力的であったFBSではありましたが、リニューアル後にはその影をひそめてしまいます。
FBSはベリーズの金融ライセンスを保有しているので一定の信頼度があるように思えますが、公式サイトの日本語はあまり精度が高いとは言えず、日本人からすると読みにくく意味が分からない箇所が多々あります。そのため、ライブチャットやメール電話といったサポートは期待できないと言っていいでしょう。ただし、ウェブサイト自体は三井物産マーケッツ株式会社が所有していると記載されており、今後日本語レベルの改善が見込めるのかどうかは不明です。
そんなFBSの口座タイプにはどのようなものがあるのでしょうか。公式サイトをもとに詳しく見ていきたいと思います。
FBSの口座タイプは1種類のみ?
現在FBSの公式サイトから見える口座タイプはスタンダード口座に該当する口座が1つのみです。以前は6種類程度の口座が存在していたのですが、公式サイトのトップページには「1つの口座ですべてにアクセス」と記載されており、口座が1つに集約されたようです。とはいえ、スワップフリー口座があると記載もあるなど、現在リニューアル中なのでは?と思える作りである点が不安要素としてあります。
なお、FBSでは現在ボーナスが提供されていません。そのため、特定口座における口座開設ボーナスや、入金ボーナスが一切ないので、どのタイミングで口座開設を行っても大丈夫です。
なお2024年3月現在掲載されている口座基本情報は、以下のようなものとなっています。
最小入金額 | $5~ |
スプレッド | 0.7pips~(変動スプレッド) |
取引銘柄 | FX、貴金属、インデックス、エネルギー、エキゾチック通貨、株式、暗号通貨 |
取引手数料 | 無料 |
取引プラットフォーム | MT4、MT5 |
レバレッジ | 最大3,000倍 |
最大オープンポジション | 500 |
注文量 | 0.01~500ロット |
取引形式 | NDD STP方式 |
最小入金額は$5と手軽に取引できる魅力があります。また、取引手数料も無料なため海外FXが初めての方でも気軽にスタートできます。取引形式はSTP方式となっていますが、NDD方式のため一定の透明性は保たれますが、ESN方式に比べるとSTP方式は多少透明性に欠ける点がデメリットです。プラットフォームはMT4、MT5両方が利用できます。
FBSで取引可能な銘柄
FBSでは「FX通貨ペア」「金属」「インデックス」「エネルギー」「株式」「通貨」といった銘柄の取引が行えます。FX通貨ペアは海外FXブローカーの中では少な目です。
FX通貨ペア一覧
AUDCAD,AUDCHF,AUDJPY,AUDNZD,AUDUSD,CADCHF,CADJPY,CHFJPY,EURAUD,EURCAD,EURCHF,EURGBP,EURJPY,EURNZD,EURUSD,GBPAUD,GBPCAD,GBPCHF,GBPJPY,GBPNZD,GBPUSD,NZDCAD,NZDCHF,NZDJPY,NZDUSD,USDCAD,USDCHF,USDJPY
貴金属一覧
Palladium,Platinum,XAGEUR,XAGUSD,XAUAUD,XAUEUR,XAUGBP,XAUUSD
インデックス一覧
AU200,DE30,ES35,EU50,FR40,HK50,JP225,UK100,US100,US30,US500
エネルギー一覧
XBRUSD,XNGUSD,XTIUSD
エキゾチック通貨ペア一覧
AUDDKK,CADMXN,CADSGD,CHFSGD,CNHJPY,EURCNH,EURDKK,EURHKD,EURMXN,EURNOK,EURPLN,EURSEK,EURSGD,EURTRY,EURZAR,GBPDKK,GBPMXN,GBPNOK,GBPPLN,GBPSEK,GBPSGD,GBPZAR,HKDJPY,MXNJPY,NOKJPY,NOKSEK,NZDSGD,SEKJPY,SGDJPY,USDBRL,USDCNH,USDCZK,USDDKK,USDHKD,USDHUF,USDMXN,USDNOK,USDPLN,USDSEK,USDSGD,USDTHB,USDTRY,USDZAR,ZARJPY
仮想通貨一覧
BCHUSD,BTCUSD,ETHUSD,LTCUSD,XRPUSD
デモ口座の利用も可能
FBSにはデモ口座も用意されています。取引プラットフォームの使い勝手を把握したり、戦略テストを行ってみたりと、さまざまなテストを無料で試すことができます。リアルマネーでの取引ではないので緊張感は薄れますが、本番のための模擬練習としては十分な環境が用意されています。まずは、デモ口座でFBSを知ることから始めてみましょう。