海外FX口座とはどういうものなのか?

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「今年こそ投資を始めよう」。ありとあらゆるものが値上がりして、生活するのも大変な現在、投資こそが手取りや可処分所得が少なくなった私たちの生活に潤いをもたらすかすかな希望と言えるかもしれません。そんな投資の中でも注目したいのが「海外FX」です。海外とあえて言うのは、FXには海外FXと国内FXでその中身が大きく異なるためです。

国内FXはテレビでCMを見たりすることもあり、知っている人も多いでしょう。しかし海外FXとなると「業者の名前すら知らない」「そもそも海外FXだと言葉もわからないのでは?」と不安の方が先行してしまいます。

ここでは海外FX口座とはどういうものなのか?国内FXとの違いは何なのか?をまとめてみたいと思います。

海外FXと国内FXを比較する

海外FXがどのようなものなのか、国内FXと比較してみるとその違いが顕著なのがよくわかります。

海外FX 国内FX
取引方式 NDD方式が多い DD方式
最大レバレッジ 数百~数千倍 25倍
通貨ペア 50種類~120種類 20通貨程度
ボーナス 口座開設ボーナス・入金ボーナスなど ボーナスは基本的にない
取引ツール MT4・MT5がメイン 独自ツールがメイン
追証・ゼロカットシステム ゼロカットシステム(追証なし) 追証あり
税金 5%〜45%
(別途住民税10%)
20.315%

では、それぞれを比較しながら細かく見ていきましょう。

取引方式

FXの取引方式にはDD方式とNDD方式という2つの方式があります。国内FXブローカーの大半はDD方式を採用しているのですが、海外FXの場合にはNDD方式が採用されていることが多いです。

DD方式

DD方式とは、トレーダーとインターバンク(銀行間の取引の場)の間にFXブローカーやディーラーが介入する注文方式のことです。顧客から入った注文をインターバンクへ流すことなくそのままFXブローカーが注文を受けるため、FXブローカーによる操作が行われてもわかりません。取引に透明性がなくなり、約定拒否(リクオート)やスリッページ(注文時の価格と成立時の価格差)が起こりやすくなると言われています。

このDD方式では、トレーダーとFXブローカーは利益相反となる仕組みです。トレーダーが儲かればFXブローカーが損をすることになるので、FXブローカーが利益を得やすく、たとえば豪華ボーナスを開催しているようなFXブローカーの場合にはDD方式が疑われます。DD方式やNDD方式については公表する義務はありませんが、NDD方式のブローカーが公表していることが多い一方で、DD方式であることを公表しているブローカーはほとんどありません

NDD方式

NDD方式とは、ディーリングデスクがなく、トレーダーとインターバンクの間に一切介入がない取引方式を言います。そのためDD方式よりも透明性が高くなるメリットがある反面、NDD方式を採用するFXブローカー収益はスプレッド収入や手数料収入のみとなり、スプレッドが広めになるといった特徴があります。

最大レバレッジ

FXの醍醐味とも言われるレバレッジ。国内FXにおける最大レバレッジは日本の法律で定められた最大25倍を超えることはありません。25倍のレバレッジでも十分だと思う方もいる反面、海外FXでのレバレッジは平均すると最近は1,000倍以上に設定されているFブローカーが非常に増えています。口座タイプによってレバレッジが異なるので、業者によっては限定口座だと5,000倍を超えるようなところもありますし、無制限レバレッジを提唱しているブローカーも存在しています。

高いレバレッジをかけることができれば、自己資金が少ない場合でも取引可能な資金が増えることになります。有効証拠金が1万円しかない場合でも、レバレッジ25倍の国内FX口座だと25万円までの取引はできますが、レバレッジ1,000倍の海外FXブローカーなら1,000万円の取引が可能となります。

しかしながら、高いレバレッジは当然ハイリスクとなり、少しの値動きでもロスカットの危険性が高くなります。

通貨ペア

海外FXと国内FXを比較した場合、海外FXで取引できる商品の数の多さにまず驚きます。
国内FXの場合は平均20~30種類程度のFX通貨ペア、CFD、日経平均や貴金属などは取り扱いがあまり多くありません。

一方、海外FXの取扱商品には、FX通貨ペアのほか貴金属、株式CFD、株価指数、エネルギー、コモディティ、仮想通貨CFDなど非常に豊富です。たとえば、人気の高いXM Tradingの場合には以下のような取扱商品があり、すべてあわせると1,400種類以上にものぼります。

FX通貨ペア

AUDCAD/AUDCHF/AUDJPY/AUDNZD/AUDUSD/CADCHF/CADJPY/CHFJPY/CHFSGD/EURAUD/EURCAD/EURCHF/EURDKK/EURGBP/EURHKD/EURHUF/EURJPY/EURNOK/EURNZD/EURPLN/EURRUB/EURSEK/EURSGD/EURTRY/EURUSD/EURZAR/GBPAUD/GBPCAD/GBPCHF/GBPDKK/GBPJPY/GBPNOK/GBPNZD/GBPSEK/GBPSGD/GBPUSD/NZDCAD/NZDCHF/NZDJPY/NZDSGD/NZDUSD/SGDJPY/USDCAD/USDCHF/USDCNH/USDDKK/USDHKD/USDHUF/USDJPY/USDMXN/USDNOK/USDPLN/USDRUB/USDSEK/USDSGD/USDTRY/USDZAR

仮想通貨CFD

BTC/USD,BCH/USD,ETH/USD,LTC/USD,XRP/USD,AAVE/USD,ADA/USD,ALGO/USD,AVAX/USD,AXS/USD,BAT/USD,BTC/EUR,BTC/GBP,COMP/USD,ENJ/USD,ETH/EUR,ETH/GBP,FET/USD,GRT/USD,LINK/USD,MATIC/USD,OMG/USD,SKL/USD,SNX/USD,SOL/USD,STORJ/USD,SUSHI/USD,UMA/USD,UNI/USD,XLM/USD,ZRX/USD

株式CFD(一部)

Voestalpine,OMV,TelekomAustria,UNIQA,WienerBerger,CAImmobilien,Immofinanz,OesterreichischePost,Verbund,ErsteGroupBank,RaiffeisenBank,Andritz,SchoellerBleck,Ackermans,KBC,Cofinimmo,Colruyt,Umicore,Ontex,UCB,TessenderloChemie etc…

コモディティ

COCOA,COFFE,CORN,COTTO,HGCOP,SBEAN,SUGAR,WHEAT

先物株価指数

CHI50,EU50,FRA40,GER40,JP225,SING,SWI20,UK100,US100,US30,US500,USDX

現物株価指数

AUS200Cash,CHI50Cash,EU50Cash,FRA40Cash,GER40Cash,GRE20Cash,HK50Cash,IT40Cash,JP225Cash,NETH25Cash,POL20Cash,SINGCash,SPAIN35Cash,SWI20Cash,UK100Cash,US100Cash,US30Cash,US500Cash

貴金属

GOLD,SILVER,XAUEUR

エネルギー

BRENTCash,NGASCash,OILCash

ボーナス

海外FXの魅力といえばそのボーナスの豪華さにあります。国内FXでもボーナスキャンペーンは行われているのですが、貰えるボーナス額は海外FXと比べると微々たるもの。受け取り条件も厳しいものとなっています。

しかし海外FXの場合、口座開設するだけで2万円貰えるボーナスが受け取れたり、初回だけでなく、上限に達するまで何度でももらえる100%入金ボーナス、お友達紹介キャンペーン、ロイヤリティプログラムなど、いたるところにボーナスが転がっています。

たとえば、海外FXの中でも日本人人気ナンバーワンのXM Tradingでは2024年3月現在、以下のようなボーナスが行われています。
ボーナスを受け取る際には、クッション機能(ボーナス自体を証拠金とつかえるもの)がついているかどうかまで確認しておくと、トレードがゆとりをもって行えます。

ボーナス額 有効期限 付与時期
取引ボーナス(口座開設ボーナス) ¥13,000 常時 口座開設後の初回入金後
100%+20%入金ボーナス 最大 $500の100%

入金ボーナス(または相当額)+最大 $10,000の20%入金ボーナス(または相当額)

常時 入金で即時反映
お友達紹介ボーナス $25~$35

(1~15人まで2,500円、16~30人は3,000円、31人以上は3,500円)

なし 友人の方の口座開設後
ロイヤルティプログラム ポイント還元 なし 取引開始後即時

取引プラットフォーム

取引プラットフォームはFX取引を行うのに必要なツールです。国内FXブローカーの場合には、プラットフォームを自社開発しているところが多いのですが、海外FXの場合、MetaQuotes Software社によって開発された「MetaTrader」シリーズを利用しているブローカーが多いです。「MT4・MT5」は名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、インジケーターや自動売買システム(EA)などが豊富です。

MT4は、現在も世界中で多くの方に利用されているFXトレーディングソフト。取引の判断材料となるインジケーターがあらかじめ備わっています。分析ツールとして23の分析対象と30の内蔵テクニカルインディケーターを保有しています。

MT5は、MT4の進化系プラットフォーム。MT4に備わっていた全ての機能が装備、ユーザーエクスペリエンスの向上や豊富なテクニカル分析を可能にしました。動作スピードがMT4に比べると格段に早くスピーディーです。分析ツールには38の内臓インジケーター、22の分析ツール、46のグラフィックオブジェクトが含まれています。

追証・ゼロカットシステム

よく「FXで借金を背負ってしまった」という話がある場合、これらのほとんどは国内FXトレードを行ったことによって生じたものです。FXでは証拠金維持率を下回った場合に、強制的にポジション決済となる強制ロスカットが起こります。為替変動が起きるタイミングはいかなる場合にもありますが、あまりに急激に相場が変動した場合、損切りや追加入金などの対策を取ることもできず、強制ロスカットによって多額の借金を背負う可能性があるのが国内FXです。

しかし海外FXの場合には、「ゼロカットシステム」という制度があります。これは口座残高を超えた損失分(つまりマイナス分)については追加証拠金(追証)の支払いが発生することなく、FXブローカー側が損失補填してくれるので、証拠金はゼロに戻されますが、借金となることはありません。

国内FXにゼロカットシステムがないのは金融商品取引法によって日本国内でゼロカットシステムを行うことが禁じられていることによります。海外FXの場合には、日本の金融庁登録を行っていないところも多いため、この法律が該当しないことから、追証なし・ゼロカットシステムが生きているのです。

税金

税金は国内FXと海外FXだと税金の種類が異なります。国内FXにおける税率は一律「20.315%」で、申告分離課税方式に基づき徴収されます。

しかし、海外FXの場合には累進課税適用となり所得に応じて税率が変化します。税率は5%~45%の7つに区分されます。雑所得は給与所得など総合課税の対象となり、他の所得と合算した金額で税額が計算されます。

所得税率

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え330万円以下 10% 9万7,500円
330万円を超え695万円以下 20% 42万7,500円
695万円を超え900万円以下 23% 63万6,000円
900万円を超え1800万円以下 33% 153万6,000円
1800万円を超え4000万円以下 40% 279万6,000円
4000万円超 45% 479万6,000円

(引用:国税庁ホームページ 所得税の税率「所得税の速算表」

国内FXであればどれだけ利益が出ても20.315%の税率でいけますが、海外FXの場合は最大で45%、住民税と合わせると55%が税金となってしまいますので、節税対策が必要となる点に注意しましょう。

まとめ

以上、海外FXと国内FXを比較して見てみましたが、断然海外FXの方がメリットは多いことがわかっていただけたのではないでしょうか。税率に関しては一見すると国内FXのほうがお得に見えますが、きちんと節税していけば経費と認められるものも多いので、税金を圧縮することができます。これは脱税でなく節税なので合法的なものですから、ぜひともきちんと節税についても学んでおきましょう。

海外FXは日本語公式サイトもほとんどのブローカーが作っていますので、情報に不安はありませんが、運用歴や金融ライセンスの有無、さらには口コミ・評判などにも目を配り、出金拒否などされないように気を付ければ、海外FXなら儲けるチャンスは国内FXの何十倍もあります。ぜひ海外FXでの口座開設を検討してみましょう。