FXの複利運用!計算シミュレーション

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FXにおける複利運用とは、運用で得た利益を元本に加えて、その合計額を新たな元本として利益拡大を図る運用方法を言います。単利運用と比較して長期的に見た時には収益が非常に大きくなるというメリットがあります。

海外FXのスタート時はなかなか利益が大きくならず、どれだけトレードを行えば利益だけで飯が食えるのか?そう思う人も多いのではないでしょうか?たとえば、海外FXには豪華なボーナスキャンペーンがありますが口座開設ボーナスで15,000円程度、入金ボーナスで100万円程度もらえるような海外FXブローカーは存在します。これらのボーナスを活用し、レバレッジをかけたトレードを行っていけばいつかは大きな利益につながるはず、そう思ってトレードを続けている。そこに複利運用を加えてみると、利益の幅は確実に大きくなります。

ここではFXにおいて複利運用はどのような効果をもたらすのか、計算シミュレーションを交えてお伝えしていきたいと思います。

単利運用と複利運用の違い

複利運用についてお伝えする前に、単利運用と複利運用の違いについてお話しておきましょう。

単利運用とは、元本と利益の関係の中で元本を増やさず当初のまま運用を行う方法を言います。元本が減らない状態で利益を出金したりする人の場合には単利運用が行われていると見ていいでしょう。

一方で複利運用は元本に出た利益を組み込み、元本を増やして運用を行う方法を言います。引き出す利益を抑えて元本にプラスすることで、使える資本が大きくなる、そんなイメージです。

複利運用のシミュレーション

たとえば単利運用の場合、元本10万円でトレードを始めた場合に、取引を何度行っても毎度元本10万円で資金運用します。一方で複利運用の場合には、元本10万円でトレードを始めた場合に1万円の利益が出たとします。そうするとその利益1万円を元本に加えて11万円とし、その11万円を基にトレードを行います。

具体的に元本10万円を1日10%で運用した場合に単利運用と複利運用では以下のような違い生まれます。100日経つと複利運用なら億が見える、とこれはあくまで計算上での話ではあるので非現実かもしれませんが、単利運用と複利運用ではこのような大きな差が生まれてきます。
以下は日数別に見た単利運用、複利運用のシミュレーションです。

日数 10%で単利運用 10%で複利運用
0日 10万円 10万円
1日目 11万円(10+1) 110,000円
2日目 12万円(10+2) 121,000円
10日目 20万円(10+10) 259,372円
30日目 40万円(10+30) 1,744,892円
50日目 60万円(10+50) 11,738,738円
100日目 110万円(10+100) 1,378,019,943円
200日目 210万円(10+200) 18,989,958,573,433円

複利運用のメリット

複利運用は、上記のように資産が雪だるま式に増えていきます。単利よりも資産の増加が早くて大きいとお伝えしてきましたが、確実に資産増加には有用です。また、長く運用すればするほどそのメリットを享受できますので、たとえば10年といったスパンで運用するには最適です。

またレバレッジが高い海外FXブローカーを利用すると証拠金が少なくて済むので複利運用のメリットは高くなります。ハイレバトレードは確かにリスクがありますが、ハイリターンもあり得ますのでリスクリワードを考えてトレードに取り組みましょう。

複利運用のデメリット

一方で複利運用のデメリットは、利益を元本に組み込んでしまうためすぐに利益を使えないということです。特に海外FX初心者は利益を出したらまずは自分のために使いたい、と思っている人もいると思います。しかし、複利運用のためには利益をここで使ってはいけません。そのため、最初はストレスが溜まりますし、何処のタイミングまでその我慢を続けるべきなのかを決めないと精神的にはつらいでしょう。

また複利運用するためには、元本を利益に加えて投資をするので、利益を大きく出せる一方で損失も大きくなる可能性を秘めています。

複利運用が向いている人

FXトレードで複利運用が向いている方は、長期保有が苦にならない人です。つまり、利益が出た場合にその資金をあてにして生活費に回す、そんな方は複利運用向きではないと言えるでしょう。そう考えると資金力が豊富な方が複利運用を行う最適者なのかもしれません。

まとめ

以上海外FXにおける複利運用についてまとめてみました。

複利運用は長期保有が前提のため、口座に資金を入れている海外FXブローカーの信頼性が高くないと出金拒否やサービス停止があった時に取り返しがつきません。100%安全というブローカーはないものの、運用実績が豊富なブローカーであればそのリスクは低減できます。ブローカー選びは慎重に、かつ長期保有する前提で気長に取り組む、それが複利運用の鉄則となります。