ThreeTrader Global Limitedによって運営されている「ThreeTrader(スリートレーダー)」という海外FXブローカーは、2021年5月に運営をスタートしたばかりということもあって、あまり知名度が高くありません。そのような歴史の浅い海外FXブローカーで口座開設を考えてもいいのだろうか?そのように考える人もいることでしょう。
海外FXをスタートするのに考慮すべき点としては、「社歴の長さ」「ボーナスの有無」「約定拒否がないか」「出金拒否がないか」「スプレッドの狭さ」などがあるものの、ThreeTrader においてはどのような特徴があるのかすらよくわからないという人も多いと思います。
ここではThreeTraderで口座開設を考えている方に向けて、ThreeTraderの特徴を踏まえつつ口座開設手順を紹介していきます。この手順に沿って進んでいけばすぐにThreeTraderデビューできます。
ThreeTraderで口座開設するのがおすすめな理由
ThreeTraderで口座開設するのをおすすめする理由としては、以下のようなことが挙げられます。
GOOD
・スプレッドが狭い
・透明性の高いECN方式を採用
・口座残高によるレバレッジ制限がない
・ポイントプログラムで豪華景品をゲット
・全銘柄のストップレベルが0
・出金対応がスピーディ
・スキャルピングが可能
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
スプレッドが狭い
ThreeTraderは、業界最狭とも言われるスプレッドが魅力。他の海外FXブローカーと比較してもスプレッドは狭めです。もちろん、同一条件と言うわけではないので、他社のスタンダード口座や狭スプレッド口座と比較した場合、となりあすが、それでも比較的狭い点は口座開設する際のポイントとなるでしょう。
ThreeTraderはECN口座である「Rawゼロ口座」「Pureスプレッド口座」の2タイプがありますが、それぞれの平均スプレッドは下記の表のようになっています。ただし、Rawゼロ口座には取引手数料が発生するため、1ロットあたり往復$4のコストを見ておく必要があります。
ThreeTraderの主要通貨ペアにおける平均スプレッド
通貨ペア | Rawゼロ口座 | Pureスプレッド口座 |
AUD/JPY | 0.4pips | 0.9pips |
AUD/USD | 0.2pips | 0.7pips |
EUR/JPY | 0.2pips | 0.7pips |
EUR/USD | 0.07pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 0.6pips | 1.7pips |
GBP/USD | 0.3pips | 0.7pips |
USD/JPY | 0.07pips | 0.5pips |
透明性の高いECN方式を採用
ThreeTraderは、Rawゼロ口座、Pureスプレッド口座の2つの口座とも、NDD方式かつECN方式を採用しています。NDD方式には、ECN方式とSTP方式の2種類があるのですが、ThreeTrader が採用するECN方式は、スプレッドがほぼゼロとなり、トレーダーから注文があるごとに手数料を徴収、それを利益とする方式です。ECN方式を採用している口座はスキャルピングトレーダーにおすすめです。
一方のSTP方式は、FXブローカーがスプレッドを多少上乗せして利益としている方式です。スプレッドや取引手数料はECN口座の方が安くなるため、ECN方式採択ブローカーを利用する方がコストメリットは高いです。しかしデメリットとして、ECN方式を採択するブローカーおよび口座は概ねボーナスが適用されないことが多いという特徴があります。
口座残高によるレバレッジ制限なし
ThreeTraderは最大レバレッジが500倍の海外FXブローカーです。現在は1,000倍の最大レバレッジが一般化していますが、最大レバレッジはブローカーごとに口座残高や取引量により制限があるのが一般的です。たとえば、海外FXブローカーでも日本人人気ナンバーワンと目されるXM Tradingの場合には、証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかってきます。
$5~$40,000 | 最大1,000倍 |
$41,001~$80,000 | 最大500倍 |
$80,001~$200,000 | 最大200倍 |
$200,001~ | 最大100倍 |
その点、ThreeTraderにはレバレッジ制限はありません。口座残高や取引量が大きくなった場合でも、最大500倍のレバレッジでトレードを行うことができます。
ポイントプログラムで豪華景品をゲット
ThreeTraderでは、トレードするたびにポイントが貯まるポイントプログラムが実施されています。貯まったポイントは「ThreeTraderポイントストア」でApple製品やダイソンの掃除機、現金キャッシュバックなどのさまざまな豪華景品と交換することができます。
たとえば、以下のような商品がポイントによって交換可能。過去には最新のPlayStationの交換もあったようです(商品は都度入れ替わっています。最新の交換可能商品は、会員ページから確認することができます)。
交換可能な商品 | 必要ポイント |
$10 | 170point |
$50 | 825point |
$100 | 1,600point |
$500 | 7,750point |
$1,000 | 15,000point |
$5,000 | 72,500point |
Google Pixel 6 Pro 5G 512GB | 36,000point |
Galaxy S22 Ultra 5G 512GB | 48,000point |
Galaxy Z Fold4 5G 512GB | 79,000point |
Apple Watch Ultra 49mm | 36,000point |
Apple Watch Series8 45mm | 33,000point |
Apple Watch Series8 41mm | 31,000point |
AirPods Max | 26,000point |
iPad mini256GB wifi | 30,000point |
24インチiMac 8GB | 63,000point |
13インチMacBookPro 8GB | 56,000point |
Dyson 360heurist | 35,000point |
Dyson V15Complete | 36,000point |
BLACKBAY CHRONO | 200,000point |
BLACKBAY FIFTY-EIGHT | 145,000point |
Samsung G9 QLEDゲーミングモニター | 72,000point |
AirPods Pro | 11,000point |
全銘柄のストップレベルが0
ThreeTraderでは全銘柄のストップレベルが0に設定されています。これによりより正確で細かな価格設定を行うことが可能です。このストップレベルとは、注文時に現在の価格から離さなければならない価格差のことを言います。ストップレベルが広いと希望する注文が行えず、スキャルピングトレードなどには不向きです。そのため、スキャルピングトレーダーにとって非常は非常に有利な環境となる点はポイントとなります。
出金対応がスピーディ
海外FXの一番の懸念点は「出金がきちんとされるだろうか?」という点です。せっかく稼いだ利益を出金されない、出金申請したのにいつまでも出金できない、といった問題がネットの口コミを見てもあとを絶ちません。その点、ThreeTraderは出金スピードが早い海外FXブローカー。出金申請してからは24営業時間内に処理され、早ければ数時間で口座反映されます。高額の出金の場合にも通常翌日には反映されているようです。
スキャルピングが可能
サーバーに負荷がかかるという理由で、スキャルピングトレードを禁止する海外FXブローカーも多くありますが、ThreeTraderでは、スキャルピングをOKとしています。先ほどお伝えしたように、ThreeTraderは狭スプレッドが魅力の海外FXブローカーですので、スキャルピングトレードを主戦場としている方には、まさに最適な環境となります。
ThreeTraderで口座開設するために必要な書類
ThreeTraderでは、出金の際には他の海外FXブローカー同様本人確認書類が必要です。提出書類はオンライン上でほぼ完結するため、海外FXのスタートにおいては郵送提出が不要です。写真も、スマートフォンで撮影したものをそのままオンライン上にアップという流れになることがほとんどで、とてもシンプルな手順で本人確認が行えます。
必要書類
- 身分証明書
- 住所証明書
この2つが必要となります。
身分証明書
身分証明書は行政が発行する写真付きのものが必要となりかつ有効期限内のものでなければなりません。身分証として有効なのは「運転免許証」「マイナンバーカード」「パスポート」「住民基本台帳カード」などになり、フルネーム・生年月日・発行日がはっきり確認できる状態でなければなりません。
住所証明書
住所証明書は本人が現在居住している場所がわかる書類です。免許証にも住所が書かれているじゃないかと言われることもあるようですが、住所が書かれている身分証明書とは別の資料が必要です。お住まいの住所が記載された「公共料金(電気・ガス・水道・電話・インターネットなど)の請求書または領収書」や「クレジットカード会社の利用代金明細書・請求書」「住民票」などがこの資料に該当します。これらの資料は発行日から〇ヵ月以内のものと決められていることがありますが、ThreeTreaderでは3か月以内のものが必要です。
これらの書類は口座開設完了後表示される「今すぐ認証する」画面より行いましょう。書類アップロード後1日前後で審査が完了し、口座有効化が行われます。審査結果は登録したメールあてに届きますので、しばし待ちましょう。
必要書類が不備になる場合には?
上記の資料を準備したのに、なぜか書類の不備で再提出を求められる場合があります。その場合は、提出した資料に何かしらの情報不足や認識違いなどがあった可能性があります。
注意事項
・複数のメールアドレスを使って口座開設していないか
・本人確認書類の有効期限は切れていないか
・住所は古いままになっていないか
・発行期限より古い書類を提出していないか
・提出した画像の4隅が切れていないか
・文字が小さすぎて見えなくないか
・写真がピンボケしていてはっきり見えなくないか
・白黒写真で提出していないか
・(主に女性の場合)結婚して姓が変わっていないか
・提出画像に変な加工を行っていないか
・自分の顔がわからない(サングラスをかけている、マスクをしているなど)状態ではないか
といったことがなかったかを再確認し、指摘を受けた書類を再提出しましょう。ちなみにThreeTreaderでは、複数のメールアドレスを使って口座開設を行うことは禁止されていますので、注意しましょう。
ThreeTrader口座開設手順
※ここに口座開設手順を入れてください。
まとめ
以上、ThreeTraderで口座開設を考えている方へ、口座開設手順やThreeTraderで口座開設するメリットについてまとめました。ThreeTraderに関する公式サイトの情報はあまり多くありません。そのため、実際に口座開設しなければわからないことも多々あります。使い勝手を把握するのであれば、ThreeTraderの場合でも口座が開設されていますので、まずはデモ画面を操作してみることから始めましょう。なお、ボーナスキャンペーンはあまり多くありませんので、ボーナスを期待したトレードは見込めません。その分、入出金手数料無料など、トレーダー視点に立ったメリットも用意されていますので、これまで使っていた海外FXブローカーのサービスに不満がある、新たな環境でトレードを行ってみたい方は、ぜひThreeTraderを検討してみることをおすすめします。